出典：ひじき「嫌いでいさせて」
アオです！
今回は、おすすめ漫画「嫌いでいさせて」のご紹介です！
あらすじ、見どころをネタバレ含めてご紹介したいと思います。
・シングルファザーものが好き
・オメガバースものが好き
・子持ちストーリーが好き
・切ないストーリーが好き
って人におすすめです♪
それではどうぞ！
キャラ紹介
「嫌いでいさせて」のここが面白い！あらすじ・ネタバレ
見つけた、運命の番…
雫斗さんッ その匂い…！
出典：「嫌いでいさせて」１話
男性も妊娠できる、第二次性が存在する世界で、雫斗は珍しい男性のΩ（オメガ）。
学生時代、α（アルファ）の先輩に無理やり襲われ妊娠。
その時できた娘、しずくを出産し、何より大切に育てています。
αの男性と関係を持つことにトラウマを抱える雫斗は、
番（つがい）のいないΩのままで過ごしていて、ヒート（発情期）の度に切ない体に耐える日々を送っています。
ある日母親の勧めで婚活パーティーに出席すると、雫斗に「運命の番」と名乗るαが！
その時はつい逃げてしまった雫斗だけど、数日後、学校の用務員として働き出した雫斗は運命の番、葉月と再会します。
なんと葉月は学校の生徒だったのです！
子どものいるΩ、α嫌いの俺と、番ってくれるαなんていない…。
そう思っていたのに、あっさり「好かれる努力がしたい」とアプローチしてくる葉月。
それから毎日学校で葉月から告白があり、逃げているうちに雫斗は体育倉庫でαの生徒に襲われそうになって…？！
オメガだから、アルファだから…理性と止められない欲求
『雫斗さんを孕ませたい』
…そう思ってしまったに違いない。
出典：「嫌いでいさせて」３話
体育倉庫でαの生徒に襲われそうになった雫斗を、助けてくれた葉月。
Ωだから仕方ない、αに見下されて当然なんだ…。
今まで雫斗が持っていた偏見や思い込みを吹き飛ばすように、葉月は雫斗を優しく抱きしめます。
その最中に雫斗はヒートになってしまい、αの本能が暴走して…？！
危うく葉月も雫斗を無理やり襲いそうになりますが、ギリギリのところで自分の腕を噛み、雫斗の気持ちを尊重しようと耐えます。
その後二人は別々で数日過ごすのですが、その間もαとΩの本能なのか、お互いがお互いを欲する欲求がどんどん高まっていきます。
雫斗は葉月が好きなんだと自分の気持ちに気づき始め、もっと近づきたい思いが強まります。
しかしその頃、同じタイミングで、葉月に言いよる女の子のΩ、結衣が現れ、雫斗に「これ以上葉月に近づくな」と脅されてしまい…。
本音は言えない…二人を繋ぐキューピットはしずく
葉月くんの番になる気はない
だから守るとか言われても、すげえ困るから。
出典：「嫌いでいさせて」5話
自分では葉月に不釣り合いだと思い込み、気持ちを伝えるのを諦める雫斗。
わざと距離を取るために、葉月からのまっすぐな告白にも、「番になる気はない」と傷つける態度を取ってしまいます。
雫斗の本心が分からず、拒絶された葉月はこれ以上どうアプローチしたらいいのか、もう打つ手がなく落ち込んだまま…。
葉月への気持ちに区切りをつけるため、雫斗は別の相手を探し再び婚活パーティーへ向かいます。
一方その様子をみていた娘のしずくは、葉月と雫斗、二人が本当は両想いなのに離れようとしていることに気づきます。
「しずくの代わりにママを守って！」と葉月に会いに行き、精一杯お願いをしに行きます。
しずくの言葉でようやく雫斗の想いを理解した葉月は、急いで雫斗の元へ。
婚活会場では、またしてもαに危害を加えられそうになる雫斗ですが、葉月がそのピンチを守ると、ようやく雫斗も自分の気持ちに素直になってーーー。
この後結ばれていく二人の様子が描かれています。
まとめ&感想
思いもよらない望まぬ妊娠だったにも関わらず、雫斗がちゃんと親として娘を大切にしている愛情が泣けちゃいます…！
さらに、αは崇められ、Ωは卑下される描写があり、社会の差別の一つ一つで傷ついていく雫斗。
こんな俺じゃ、幸せになれるわけない…。
せめてしずくだけでも守りたい…。
そんな気持ちが痛いほど伝わります。
その一方で、αの第二次性を受け入れられずにいる葉月が、雫斗と出会うことで、自分のαを認め、Ωの雫斗を守っていきたい、と丸ごと受け入れようとする姿もまた泣けてしまいます…！
続編まだまだ続くようです！
時が経つにつれて変化する二人の関係、しずくちゃんも含めたファミリー関係がほのぼのしていつまででもみていたくなる作品です。
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